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不調

伊織「…」

ん、伊織。目が覚めたか。具合はどうだ?

伊織「…私、どーしたわけ?」

覚えてないのか。
オーディションの審査後に突然倒れたんだよ。
直前まで全然そんな様子がなかったから驚いたよ。

伊織「!そう、オーディション、結果はどうだったの!?」

待て、落ち着け!
暴れると点滴の管が外れるぞ。

オーディションの方はトップで合格したよ。でも…

伊織「でも、何?」

収録が三日後でな。
その期間で伊織の様子がどうなるかわからないと言うことで…

伊織「棄権扱いになったというわけね…」

……ああ。

伊織「私なら大丈夫よ!今からでも撤回させてきなさいっ!」

いや…局側も、今回のは力を入れたいと言っていて、少しでも不安要素は排除しておきたいしと言う話で…

伊織「それですごすご引き返してきたってわけっ!?」

一応、色々交渉は試みてみたんだが…
結果としてはどうしても受け入れてもらえなかった。
審査点も1,2,3位それぞれが僅差だったらしいので、その辺も影響してるみたいだ。

済まん。力不足で。

伊織「…」



伊織「…しかたない、わね…」

………ああ。

伊織「……眠くなってきたから、出て行ってくれない?」

わかった。
また、夜に様子を見に来るよ。(がたっ

伊織「…」

…伊織。

伊織「なに?」

次の機会を窺おう。伊織なら機会はまだいくらでも作れる。

伊織「…うん」

(ガチャ、バタン

伊織「くっ…うぇっ…うう…うっ…うっ…」


| Copyright 2006,01,22, Sunday 03:50pm 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

 

あしあとリズム

いつでも傍にいて〜くれる〜♪
優しい人たちとともーにー♪


千早「…プロデューサー。鼻歌が漏れてます」

ん?千早、なんか言った?

千早「プロデューサー。鼻歌が漏れてます。丸聞こえです」



すまん。

千早「いえ。謝られるようなことではないですけれど。後で恥ずかしくなりませんか?」

…そういうこと指摘するなよ。
よけいに気になるだろ…

千早「あ、そんなつもりじゃ。すみません」

良いけど…

千早「何を聞いていたんです?」

ああ。これだよ。

<table border="0" cellpadding="5"><tr><td valign="top">B000ALJ2JE</td><td valign="top">あしあとリズム ~Haruka Shimotsuki works best~
霜月はるか 土屋暁 稲垣貴繁
メロウヘッド 2005-09-22

by G-Tools</td></tr></table>

千早「霜月はるかさん…ですか?」

ああ。
仕事としてはアニメとかゲームの主題歌とか、そういうのをたくさん歌ってるみたいだな。

非常に質が高いよ。このアルバム。
かなりの難曲揃いだけど、完全に歌いこなしてる。非常に表現力が豊かだし…
曲もポップスとかバラードとか、いろんなのがそろってて、聞いてて楽しい。

ライブはあまり開いていないようだね。

千早「…あの、プロデューサー」

ん?何?

千早「もしよければ、聞かせてもらえませんか?」

お、興味ある?

千早「はい。前に勧めていただいたCDもとってもよかったですし」

そうか。じゃあ貸してやろう。昨日のiPod使って聞き込んだらいい。
実際、千早の参考にもなると思うよ。

千早「はい。そうします。ありがとうございます」


| Copyright 2006,01,21, Saturday 02:04am 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

 

プレゼント

千早「ねえ、春香。」
春香「んー?」
千早「こんなの、ファンにもらったんだけど、どう思う?」
春香「わ、iPodじゃない!すごーい。千早ちゃんのファン、お金持ちなんだねーっ」
千早「ううん。そういう問題じゃないと思うの。私、困る…」
春香「どして?くれるっていうならもらっておけばいいじゃない」
千早「でも、こんな高価なもの、もらう理由なんてないし」
春香「え、だって、相手ファンなんでしょ?」
千早「だからこそよ。ファンが贈り物をしてくれるのは嬉しいんだけど…あまり高価なものは…」
春香「うーん、そういうものかなぁー」

んー、どしたー。

春香「あ、おはようございます!プロデューサーさん」
千早「おはようございます、プロデューサー」

おっはよー。

千早「気の抜ける挨拶ですね…」

そ、そうかな…気に入ってるんだけど。

で、なんかもめ事?

春香「もめ事って訳じゃ。ええと、千早ちゃんが…」
千早「春香、私から説明する。プロデューサー、これみてください」

ん、iPodか。買ったの?

千早「いえ。ファンからの贈り物にあったんです」

あー…
まあ、基本的にはもらっておけばいいと思うよ。

春香「ほら、千早ちゃん。やっぱりそうだよー」
千早「…」

や、まあ、千早の気持ちもわかるよ。
春香はちょっと軽く考えすぎかもしれないな。

春香「えっ、そうですか?」

うん。まあ、ファンが僕らにお金使ってくれるのは、確かに芸能人冥利に尽きるところなんだけど。
本来、春香や千早は芸を売って身を立ててるんだからね。CDの売り上げとか、コンサートの動員とかで十分ファンからはお金をいただいているわけだろ。

にもかかわらず、そういうこととは関わりのないところで、何万もするようなものが届くと、さすがに躊躇するよな。

春香「そっかー、なるほどぉ…」
千早「どうしたらいいでしょう?」

うーん。テレビとかでお礼を言うと、さらに加熱する可能性があるからな。
とりあえずは、何も言わずに、使うなら使っておけば良いんじゃないか。

千早「返した方が良いような気がするんですけど…」

それはかえってよくない。せっかく千早のために選んでくれたプレゼントだから、ありがたく使わせてもらいなさい。

千早「はい。」

でも、千早も割と知名度出てきたし、これからはテレビでほしいものがあるとか言わない方が良いかもしれないなぁ。

千早「私、iPod欲しいとか言ったことはないですけど…」

ああ、ごめん、そういう意味じゃないよ。発言には気をつけて、っていうこと。
でも黙っててもこれからは、もっと高価なプレゼントが届くこともあるから、そのときはありがたく受け取っておくと良いよ。

千早「そうなんですか?」

ファンの幅も広がってきたからな。お金持ちのファンがつけば、そういうこともあるさ。

春香、お前も発言には気をつけるんだぞ。

春香「はいっ!わかりました!」


| Copyright 2006,01,20, Friday 01:09am 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

 

今週末

律子「さてと…一段落ついたし、食事に行きませんか。プロデューサー」

ん…ああ。もうちょっとまって。この書類があと少しで終わるから。

律子「はい」

すまんね。

律子「で、プロデューサー。何かいてるんですか?」

ああ。企画書だよ。そろそろうちの娘たちのユニット再編しようと思って。

律子「へー…私は、また別のユニットに?」

いや。お前は今回はずすよ。

律子「そうですか」

お。いやにあっさり受け入れるね。

律子「まあ、プロデューサーの意図は見え見えなんで。
去年の12月頃から、私全く仕事してませんし、まあ、気を遣ってくれているのかなって」

うん。今週末だよな。確か。

律子「はい」

受けるんだろ?

律子「もちろんです。当たり前じゃないですか」

そうか。って、今お前仕事してなかったか?

律子「心配ご無用。ちゃんと計画たててやってます。
第一、ここまで来たら、後はまな板の上、ですからね」

頼もしいねえ。で、勝算は?

律子「100%!…と、いいたいところですけど…まあ、7分くらいかな」

ふーん。で、学部はどこに?

律子「ふつう、そこって受ける大学聞くところじゃないですか?」

ん?いや、律子のことだし…学歴よりも実益重視しそうだなと思って。
あまり大学はこだわってなさそうだから。

律子「お。わかってますね、プロデューサー。そこまでわかってるなら、受ける学部もわかってるでしょ?」

うーん…獣医学部?

律子「そうそう。北海道で菱沼さんの後輩に…ってなんでやねん!全然わかってないじゃないですか!!」

いや、冗談。
経営系の学部だろ。商学部か経済か。まあその辺じゃないのか?

律子「うん。まあ、その辺ですね」

…しかし、お前、動物のお医者さんなんてよく知ってたな。

律子「ふふっ、小学校の時に読みましたよ」

…年食うはずだな。大学の頃読んでたよ・・・

律子「なんかいいました?」

いや。なんでもない。

…よし、これで終わり。じゃあメシ行くか。どこに行く?
受験生に力つけるためにおごってやるよ。

律子「やった!じゃあ、ずっと行ってみたかったお店があるんです。そこにいきましょう!」


| Copyright 2006,01,18, Wednesday 11:57pm 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

 

悪魔な社長

…社長。伊織のお父さんに何言ったんですか。

社長「ん?おお。GILくん。なんの話かな」

とぼけてもネタはあがってんですよ!
伊織からえらい勢いで怒られましたよ。
父君におれが事務所に来てないとかなんとか吹き込んだらしいじゃないですか!

俺この一週間事務所に缶詰だったでしょーが!!
ちゃんと仕事もしてましたよっ!!

社長「いやその、あれだほら。君がコリン星に出かけるとか何とかでしばらくいなかったじゃないか」

ディレ1さんへのボケの使い回しはやめてください!
確かにコミケ前後休みとりましたけど、ちゃんと届けだしてましたよっ!!
それにそれ、もう半月近くも前ですっ!!

社長「うむ、そうだったかね?
いや、水瀬君との話のついでについこの愛らしい口がつるっとな。
まあ男はそんな細かいことを気にするもんじゃないぞ。」

…いいですもう。
伊織、社長もただじゃおかないと言っていたので覚悟しておいてください。
伊織の責めはきついですよ。

社長「ああ、それについてはもう対策済みなので安心してくれたまえ。ハッハッハッ!」

対策済み?

伊織「プ〜ロ〜デュ〜ウ〜サーッッ!!!

うわっ、なんだ伊織っ!
いつの間にいたんだっ!

伊織「あんたに気づかれないようにこっそり忍び寄ったのよ!!」

いつの間にそんな特殊工作員バリのスペシャルな技術を…
いやそれより、何をそんなに怒ってるんだ!俺はさっき〆られたじゃないか!
次は社長の番だろう!!

伊織「その社長に聞いたのよ!あんたここしばらく私ほっといて全国の古書店回ってたんですって!?」

いつの間にそんな話になったんだ!!

そんな濡れ衣…社長!?ってすでにいねえよ!!

伊織「ともかく、古本ごときを私より優先するなんて覚悟できてるんでしょーね!!」

だから濡れ衣だ!!
社長の言い逃れを信じるんじゃない!!第一俺はここしばらく事務所にこもってたといったろう!!

伊織「事務所にこもって買ってきた本の整理してたんですって!?ちゃんと裏もとってあるわよ!!」

裏!?ない裏をどうやってとったんだ!!

伊織「おだまりなさい!とにかくこっちにいらっしゃい!!」

だー!!!!!!俺は無実だぁぁぁあああ!!(ぎぃ〜、バタン


| Copyright 2006,01,17, Tuesday 11:13pm 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

 

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