……すGIL！！

二月はなんだか忙しい…
更新がめんどくさいとかそんなことはみじんもないんですよ？ええ。ありませんとも。

●李逵、おまえほんとに人か?

水滸伝 (1)
李 志清

by G-Tools


中国四大奇書のひとつとして有名な水滸伝のコミック版です。
今回調べて分かったんですが奇書って言うのはこの場合は古今に卓絶した小説と言う意味だそうです。それならよく分かりますな。
イメージ的には奇書と言えばドグラ・マグラとか家畜人ヤプーとかあの辺を思い浮かべますが。

まあそれはともかく、水滸伝です。

水滸伝には70回本、100回本、120回本とあるそうで、それぞれ好漢が集まるまで、そのあと、更に続き、と言う感じらしいです。
この文庫版は、どこまでやるのかは不明ですが、全8巻らしいのでたぶん70回本ではないかと思われます。
横山光輝版も70回本を元にしてるんじゃないかな? ちょっとだけしか読んだことないんですが。

元々、原作は中国でも非常に人気の高い物ですから、お話がおもしろいのは当然としても、この本は非常に絵がいいです。アクションシーンもよく書けており、出てくる好漢が純粋にかっこいいです。まだ完結していないのでどうなるか不明ですが、かなりレベルの高い物になるのでは…と思っています。

ところで、続きが気になるので、あらすじを探して読んでみたんですが。
李逵すごいですな。何でこんな狂人が好感度が高いのかどうも感覚が分かりません。
何せ、ほんとに何でもない理由でバカスカ人を殺します。昔のことなのでそういう物なのかもしれませんが…

まあともかく、水滸伝未読の方は、これを機会に一度読んでみるのはいかがでしょう。
流石「四大奇書」だけのことはありますです。

関連サイト 水滸傅 …水のほとりの物語…