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伊織特別3タテ。しかし…

伊織「プロデューサー。ちょーっとききたいことがあるんだけどっ♪」

なんだよ、なに怒ってるんだ。

伊織「…よくわかったわね」

つきあいも長いからな。で、どうした。

伊織「アンタ今日のテレビ収録の時、あたしの歌ちゃんと聞いてた?」

(ギク
も、もちろん。今日もスバラシイ出来だったよ。

伊織嘘吐くんじゃないわよ!
あのねー。あたしがこういう事を聞くって事は、そうでないことを知ってるから聞くの!
アンタの足りない頭じゃわかんないかもしれないけどねっ!」

…ごめん。

伊織「謝って欲しいんじゃないわ!
…アンタはあたしのプロデューサーなの。仮に、だーれも私の歌をきかなくたって、アンタだけは、私の歌を聴いてなきゃいけないの!!
それをなによ。どんな仕事抱えてるんだか知らないけど、パソコンばっかずーっと睨んじゃってっ!」


悪かった。ごめん。ほんとに反省した。二度とやらないよ。

伊織「…口先だけの言葉じゃないでしょうね」

…そうだな。言葉でなに言っても信用は回復しないか。じゃあ、今後の行動を見てくれよ。

…ほんとに悪いと思ってる。俺、お前のファン第一号なのにな。

伊織「…わかったわ。今回だけは大目に見る。けど、二度とは承知しないからねっ」

ああ。男の約束だ。

伊織「…で、テレビくらいは見たんでしょ?」

うん。見たけど。

伊織「どう思う?」

んーあー…
まあ、あんなもんじゃないか。

伊織「…いいわよ、はっきり言っちゃってよ」

んじゃ率直に行かせてもらうけど…お前歌詞忘れすぎ。
いくら何でもサビ忘れるとかありえないだろ。
歌の練習が全然足りないんだよ。

それにダンスでこけるのは、腰から下の鍛錬が足りてない証拠だ。
もっとちゃんと、基礎訓練積まないと…

伊織「はっきり言い過ぎよ!!そこまで言えなんて言ってないっ!」

どーしろってんだっ!!

伊織「うるさいっ!アンタはあたしのプロデューサーでしょ!あたしの気分を持ち上げるのが仕事なのっ!」

無茶言うな!!

伊織「なにが無茶よっ!」

えーっと…気分を持ち上げるのが仕事って所。

伊織マジレスすんなーっ!!


| Copyright 2005,11,24, Thursday 01:23am 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

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