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伊織ロングタイム敗退

伊織「なによなによなによーっ!!あの『魔王エンジェル』とか言うユニット!!あたしの覇道のじゃましてくれちゃってーっ!!!」(どんがらがっしゃーん

伊織、お、おちつけ!!

伊織「これが落ち着いていられますかってのよ!!もうこれで2回も負けちゃってるじゃないのっ!」

そ、そんなこといったって、時の運の部分もあるんだからしょうがないだろ!

伊織「なに甘っちょろいこといってんのよ!だいたいアンタも悪いのよ!それを跳ね返せるようにするのがアンタの仕事でしょーがっ!!」

お、おっしゃるとおりで…

伊織「何冷静に返事してんのよ!!きーーーーっっ!!!!!」(がっしゃーん
雪歩「な、なにごとですかぁ〜っ!」

ゆ、雪歩!あぶない、近寄るんじゃない!

雪歩「え…あ、あああああああああ!

雪歩、だめだって!

雪歩「わ、私と、私と律子さんのトロフィーがぁぁっ!!!」

え!?うわ、伊織よせっ!それを投げるなっ!
(たたっ
伊織「きーっ!!」

(ガッ!
伊織「はなしてーっ!」

落ち着け伊織ッ!(ぱん!

伊織「! あ…」

いくら興奮しても、分別くらいつけろ!このバカ!

伊織「…あ…あぅ

とりあえず、伊織…怪我はないか?
雪歩、トロフィーは無事だ。

雪歩「え、えとあの…伊織ちゃん…平気、ですか?」
伊織「…」

伊織?だいじょうぶか?

伊織「…」

様子がおかしいな…
雪歩、ちょっと手伝ってくれ。伊織を医務室に連れて行こう。

雪歩「は、はい…」
伊織「あ…へ、平気。平気よっ」

本当か?もう落ち着いたか?

伊織「う、うん…たぶん」

…そうか。まあ、ちょっとこっち来て、ソファ座ってろ。
雪歩、すまんが、俺の机にとっておきの玉露があるんで、3つ淹れてきてくれ。
その間にここ片づけるから。

雪歩「は、はい…」

(伊織が落ち着いて良かったけど…あそこまで興奮させるとは…俺のミスだ…






雪歩「伊織ちゃん、お茶、どう?」
伊織「…おいしいわ」

そうか。良かったな。

伊織「…雪歩…あの……、
ご…ご
雪歩「ううん。伊織ちゃん無事だったし…結果的に何もなかったから、いいよ」

ほんと、2人とも怪我なくて良かった。大事なトロフィーも壊れずにすんだし。

伊織「そういえば、そのトロフィーって、なんのトロフィーだったの?」
雪歩「んと・・・ね。こないだ解散した『トイVOX!』で150万人のファンを集めたときに、社長からもらったトロフィーなの。Sランクは無理だったけど…でも、Sと同等だから、って」
伊織「…そっか。プロデューサー、止めてくれて助かったわ」

お、珍しく伊織が礼を言ったな。

伊織「れ、礼なんて言ってないわ!勘違いしないでよねっ」

w
そうか。じゃあそういうことにしておこう。

伊織「そういえば、プロデューサー…」(すっく
(パン!

いてっ!なにすんだ!

伊織「さっきアンタ、あたしのことバカって言ったでしょ!!」



ははっ、あはははは!
それでこそ伊織だ。もう復活したな。

伊織「なーにがおかしいのよっ!」

いや、嬉しいんだよ。良かった。伊織、完全に元通りだな。
伊織、明日からの仕事も頑張ろうな!

伊織「当然でしょ!トップをとるまでは手をゆるめる気はないわ!
プロデューサー、ちゃんとサポートしてよねっ。にひひっ♪」

| Copyright 2005,12,10, Saturday 01:20am 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

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