THE iDOLM@STER ショートストーリー::律子
律子+雪歩デュオ、60週突破
律子「うーん…」
難しい顔をしてるな。どうかした?
律子「あ、プロデューサー。例によってうちらの分析をしてたんですけどね。
なんか、前回と前々回のオーディションよくわかんないなあと思って…」
ああ…あれは俺もわからんかった。
まあ正直、最近お前たちにいい思い出残してやってないし、そんな状態でオーディションだからな。
結構苦しい戦いになることは目に見えてはいたんだが。
律子「でも、それで1勝1敗なら…まあまあですよね。」
まあまあどころか、良くできたと思うよ。そのおかげで善永さんからの取材も受けることができたし。
しかし、不合格だった理由も、合格だった理由もどっちもはっきりしないんだよな…
律子「負けたときは、第3審査で流行ジャンルの審査員にアピールが足りなかったのが失敗…だったのかなぁ」
うん。それまでは結構いい感じだったから。まさかあんな負け方するとは思ってなかった。
第2審査で「思い出アピール」も使って全審査員からいい評価をもらっていたので、正直俺の戦略ミスだな。
なので、油断が招いた失敗…なのかね。
律子「その次のオーディションの戦略はどうだったんです?ダンス全然アピールしませんでしたけど」
ああ。あれはわざとだ。第2審査までで、よそのグループが審査員に「思い出アピール」をしてくると踏んで、敢えて流行1位と2位であるボーカルとビジュアルに絞って点を稼いだんだよ。
律子「第3審査では?」
よそのチームも「思い出アピール」はあまり使えない状態だったからな。
ダンスのアピールも弱いだろうと思って少しだけアピールを回してみた。
律子「うーん…よくまあ、満点もらえたわよね…」
うん、まあ俺も正直全審査員から点もらえるとは思ってなかった。
律子「で、なんでうちらは「思い出アピール」ができなかったんです?」
………あ、用事思い出した。
律子「待った。きっちりと説明してもらいましょうか」(むんず
ぐえっ!!
のど、喉がしまるっ!!
律子「あっと失礼♪で?」
…1度目オーディションに行ったのはお前らがすっごいやる気があったからだけど…
2度目のは勢いで口が勝手に…
律子「はぁ?口か勝手に?どういう意味ですか」
…いや、レッスン行こうと思ってたんだけどな。お前らの顔見てたら口が勝手にオーディションに行こうと…
律子「…って事は、勝つための方策もなく、オーディションに行ったって事?」
いやまあ、ほら。勝ったからいいじゃん。ね?
律子「結果論で物をいわないでくださいっ!!プロデューサーはうちらをつぶす気ですかっ!!!!」
と、とんでもないっ。
律子「だったら、もっと考えてスケジュールしてくれないと困りますっ!!勢いでオーディションなんか行って勝てると思ってるんですかっ!?」
あう、あぅ…ゴメンナサイ。
律子「…はー、もう。まったく。うちらもそろそろ、ユニット再編の時期なんですから…いい結果残したいので、しっかりおねがいしますよ?本当に…」
ああ…そういえばもう雪歩と組んで60週過ぎたもんな。そろそろ社長からユニットを再編しろという指示が来る頃か…
律子「…ええ。雪歩とのデュオ、楽しかったけど…そろそろ、また新しい道見つけないとね」
そうだな…俺もプランニングしておくよ。やよいのデビューも控えてるしな。
律子「ってことは、次回もプロデューサーがうちらを?ええ〜〜…大丈夫かな」
し、失敬な!大丈夫に決まってる!!
律子「でも、今回の件といい、TOPxTOPの件といい…」
…覚えてたのか。あれは実際痛かったな。
律子「まあ、ね。雪歩のおかげで立ち直れたけど。ま、担当してくれるなら、それならそれでしっかり頼みますよ、プロデューサー」
ああ。
難しい顔をしてるな。どうかした?
律子「あ、プロデューサー。例によってうちらの分析をしてたんですけどね。
なんか、前回と前々回のオーディションよくわかんないなあと思って…」
ああ…あれは俺もわからんかった。
まあ正直、最近お前たちにいい思い出残してやってないし、そんな状態でオーディションだからな。
結構苦しい戦いになることは目に見えてはいたんだが。
律子「でも、それで1勝1敗なら…まあまあですよね。」
まあまあどころか、良くできたと思うよ。そのおかげで善永さんからの取材も受けることができたし。
しかし、不合格だった理由も、合格だった理由もどっちもはっきりしないんだよな…
律子「負けたときは、第3審査で流行ジャンルの審査員にアピールが足りなかったのが失敗…だったのかなぁ」
うん。それまでは結構いい感じだったから。まさかあんな負け方するとは思ってなかった。
第2審査で「思い出アピール」も使って全審査員からいい評価をもらっていたので、正直俺の戦略ミスだな。
なので、油断が招いた失敗…なのかね。
律子「その次のオーディションの戦略はどうだったんです?ダンス全然アピールしませんでしたけど」
ああ。あれはわざとだ。第2審査までで、よそのグループが審査員に「思い出アピール」をしてくると踏んで、敢えて流行1位と2位であるボーカルとビジュアルに絞って点を稼いだんだよ。
律子「第3審査では?」
よそのチームも「思い出アピール」はあまり使えない状態だったからな。
ダンスのアピールも弱いだろうと思って少しだけアピールを回してみた。
律子「うーん…よくまあ、満点もらえたわよね…」
うん、まあ俺も正直全審査員から点もらえるとは思ってなかった。
律子「で、なんでうちらは「思い出アピール」ができなかったんです?」
………あ、用事思い出した。
律子「待った。きっちりと説明してもらいましょうか」(むんず
ぐえっ!!
のど、喉がしまるっ!!
律子「あっと失礼♪で?」
…1度目オーディションに行ったのはお前らがすっごいやる気があったからだけど…
2度目のは勢いで口が勝手に…
律子「はぁ?口か勝手に?どういう意味ですか」
…いや、レッスン行こうと思ってたんだけどな。お前らの顔見てたら口が勝手にオーディションに行こうと…
律子「…って事は、勝つための方策もなく、オーディションに行ったって事?」
いやまあ、ほら。勝ったからいいじゃん。ね?
律子「結果論で物をいわないでくださいっ!!プロデューサーはうちらをつぶす気ですかっ!!!!」
と、とんでもないっ。
律子「だったら、もっと考えてスケジュールしてくれないと困りますっ!!勢いでオーディションなんか行って勝てると思ってるんですかっ!?」
あう、あぅ…ゴメンナサイ。
律子「…はー、もう。まったく。うちらもそろそろ、ユニット再編の時期なんですから…いい結果残したいので、しっかりおねがいしますよ?本当に…」
ああ…そういえばもう雪歩と組んで60週過ぎたもんな。そろそろ社長からユニットを再編しろという指示が来る頃か…
律子「…ええ。雪歩とのデュオ、楽しかったけど…そろそろ、また新しい道見つけないとね」
そうだな…俺もプランニングしておくよ。やよいのデビューも控えてるしな。
律子「ってことは、次回もプロデューサーがうちらを?ええ〜〜…大丈夫かな」
し、失敬な!大丈夫に決まってる!!
律子「でも、今回の件といい、TOPxTOPの件といい…」
…覚えてたのか。あれは実際痛かったな。
律子「まあ、ね。雪歩のおかげで立ち直れたけど。ま、担当してくれるなら、それならそれでしっかり頼みますよ、プロデューサー」
ああ。
| Copyright 2005,12,04, Sunday 02:10pm 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |
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