LOGIN

閲覧形式: ゲストモード

ID:
PASS:

CALENDAR

<< 2024/03 >>
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

NEWEST / < NEXT   BACK >

伊織ランクアップ前夜

伊織「はぁ…」

ん。伊織珍しいじゃないか。なにをため息なんてついてるんだ。

伊織「…今はアンタのアホ面眺める気分じゃないの」

ご挨拶だなぁ。
ケーキに苺がのって無かったのがそんなにショックだったか?

伊織「ケーキなんて食べてないわよ!!つまんないボケで気分壊さないでくれるっ!?」

気分?なんの?

伊織「…」

なんでだまってるんだよ。

伊織「…アンタにいったってどうしようもないわ」

生理か?

バシバキドカグシャ

コキン!


=□○_


伊織「今度言ったら二度と口開けなくなるわよ!」

…ハイ。スミマセン。
で、お嬢様はどういったことで思い煩われておいででしょうか。

伊織「…もーっ!しつこいっ!正面切って聞かれても説明しにくいの!」



伊織「ほっといてっ!ちょっと外行ってくる!」
(ばたん

…年頃の女の子はわからんのう…

ふぅ…
ん?


お。「アルジャーノンに花束を」の文庫本か。
こういうのを読むのは律子かな。律子の忘れ物かな?

(ばたん
律子「おはようございまーす」

お、律子、これお前の本だろ?

律子「え?ああ、はい。そうです。どうしてプロデューサーが持ってるんです?」

ソファーの上にあった。誰かが知らずに座ったらくしゃくしゃになるぞ。

律子「え?おかしいなぁ。あたし、そんなところに物おいたりしませんけど…」

いや確かにここに…

……あぁ。伊織の奴、これを読んだのか。

律子「なに一人で納得してるんです?」

ん、いや。なんでもない。

律子「なんです。ニヤニヤして。気持ち悪いですよ」

や、ほんとになんでもないんだ。

律子「なんでもなくてそんな顔しないでしょ。気になるじゃないですか。本と関係あることなんですか?」

いや…だからホントに…
(さっきと立場が逆だよ…


| Copyright 2005,11,27, Sunday 02:47am 瀧義郎 | comments (0) | trackback (0) |

コメント

コメントする








トラックバックURL

http://takiyoshiro.fem.jp/tb.php/184

トラックバック

 

NEWEST / PAGE TOP / < NEXT   BACK >

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACK


LINK

PROFILE

OTHER

POWERED BY

BLOGNPLUS(ぶろぐん+)